プロジェクトメンバー紹介/成松恵介さん
- singchikyu1000
- 2021年3月1日
- 読了時間: 2分
「僕はなんにもしてないけど」が、口ぐせ。
いやいや この人がいてくれると、
真反対に思っていた赤と青が 混じり合い美しい紫に見えてくる
離れているはずの空と海が つながって、一つの景色になる
わたしは魂の翻訳者と思っています。
出会いは5年前、成松恵介さん(なりまつえいすけ、なりさん)がパーカッションをしていたコンサート。
なりさんの前には、カエルや 大小様々なベルや 鳥や 楽しい楽器が所狭しと並んでいて
休憩中、子どもたちに交じって楽器を手に取ってワクワクしていたわたし。
ネコヤナギ楽団のパーカッションに入ってもらえたらいいなぁ、と連絡したのがきっかけでした。
以来 たとえばだれかと音楽議論が白熱したりすると、しばらくじっと聞いていたなりさんから、絶妙なタイミングで
「2人とも言ってることは同じだよ〜」とやんわりと、翻訳が入る。
なにか煮詰まった時、人にうまく伝えられないとき、、
相談すると、広い中立な視点で話を聞いてくれて 安心感に包まれる。
大袈裟なようだけれど「慈しみの眼差し」が土台にある
すべてを包む 地球のような人とは、なりさんのことかもしれないと思います。
そんななりさんは
30代の頃、誤診の余命宣告をきっかけに(!)本当にやりたいことを自らに問い直し 「音種♪」グループを立ち上げ、病院、高齢者や障がい者の施設、被災地などこれまで500回を超える訪問演奏を届けてきました。
なりさんのこだわりは、「本物の音を届ける」ということ。
私も何度か参加させていただきましたが、皆さんの生き生きした笑顔、幸せそうなエネルギーが忘れられません。
今でこそ穏やかななりさんですが、若い頃は、正義感が強くて上司とぶつかったりもしていたとか!
何度か、わたしもその片鱗をチラ見したことがあるかも(笑)
演奏については、自称「あんまり叩かないパーカッショニスト」と控えめですが、
時にそっと、時に力強く寄り添ってくれる音は、自然のなかにいるようで、「癒される」と多くの方が仰います。
そして後ろで目立たないように 控えめにいるのに あまりに一音に魂を込めて鳴らす姿が、お客様の目を奪うことも多い(笑)
思い出してみれば、私自身のなりさんとの最初の出会いがそうだったのですね。
そんな芯の強さに基づいたあたたかな視点で、プロジェクトの土台を支えてくれています。
そしてもちろん9/11 当日、演奏もしてくれます♫

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